道路交通法で黄の線は、車両がこの線を越えての通行はできず、追い越しも出来ない表示を意味します。そして黄の線を越えて進路を変えてはいけない理由は、周囲の道路が障害物で見通しが悪い状況での追い越しを禁止する事で、対向車線の車両との接触事故を防いだり、進路変更によって車の交通を区分して接触事故を防いだりする事にあります。
日本では、運転時のこうした黄色の車両通行帯に比較的曖昧さを残した意味と捉えられていますが、海外の西洋諸国の場合、その上を走ったり、触れたりする事も禁止されており、さらに越える事は許されません。もしそれを破った場合に支払う額は日本より厳しい罰則が課せられます。日本では普通車で6000円の罰金となっています。これはスピード違反で15km/hオーバーした時の罰金が9000円である事と比較すると、軽い罰金と言えます。西洋諸国、例えばドイツでは車両通行帯に触れるだけで、30km/hオーバーのスピード違反と同等の罰金を払う必要が出てくる事でも、罰則の価値基準が異なるのが分かります。
こうした黄の線の進路変更や追い越しは基本的に禁止されているが、例外もあります。緊急自動車に進路を譲ったり、元の車線に戻る場合と道路工事や道路の損壊で通行できない場合です。この場合は、黄の線でも車線変更が可能となります。
西洋諸国ほどでないにせよ、黄の線の持つ意味を日本人も考えた方が良いのかもしれません。

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